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私が直撃したわけではありません(笑)。テキスト起こし第2弾、TBSのアカサギから。私は架空名義の携帯電話や口座がどのように作られているのかが疑問だったのですが、それにいくらか答える内容でしたので紹介させていただきます。
悪事を働く詐欺師には三種の神器と言われる物が存在します。名簿、携帯電話、銀行口座詐欺師達は裏でこの三種神器を取引しているといいます。詐欺を手助けする裏稼業その諸悪の根源に迫ります。 口座屋と呼ばれる闇の商人。彼らは詐欺師達の片棒を担ぎ、だまし取った金の振込先を提供しているのだ。我らは2ヶ月に及ぶ取材からついに証拠を掴んだ。そしてその取引の現場に迫る。 [追跡60日 闇の商人・口座屋を直撃] ![]() 30年間で20億円をだまし取った詐欺グループが昨年摘発された。その頂点には仲間からキングと呼ばれるリーダーの存在があった。 キングは複数の詐欺実行グループを統括していたとみられている。そして驚いたことにグループのほとんどが20代の若者で構成されていたのだ。しかもその中には現役の大学生もいた。いったい何故キングは大学生を使ったのか。 ![]() 実は大学生が手に入れやすい名簿が必要だったのだ。 名簿は携帯電話・口座と併せて、三種の神器と闇の男達は呼んでいる。 我々はかつて詐欺師であったという男達と接触。詐欺の三種の神器について聞いてみた。 ![]() 「名簿は集めましたね、かなりの量を」 スタッフ「どういった名簿なんですか?」 「メインは金融ですかね」 「金融の名簿がいいね・・・」 「あと着物の名簿かたかったんじゃない?着物屋の名簿かたかったね。」 スタッフ「顧客名簿ですか?」 「顧客名簿ですねぇ」 「着物自体高いし、お金持ってるね、かたいね名簿が。 住所も電話番号もズレがないね。」 スタッフ「名簿ってじゃあ高いもんなんですか?」 「ひとり幾らだね。」 「その種類にもよりますけど安くても一人500円前後でしょうね。」 スタッフ「どのぐらい集めてたんですか?」 「何万人でしょうね」 「何万人じゃきかないきかない、なぁ?」 「うん・・・」 詐欺師にとって相手の弱みを掴む格好の材料となるのが個人情報である。我々は個人情報を集め、それを売りさばく名簿屋に以前接触していた。 「こっちが都内なんです、で、こっちが横浜。これもう100%出回ってないですね。」 若い女性の写真が付いた履歴書、これはある風俗店に勤めている女性達のものだという。 ![]() では、他人名義の携帯電話はどうやって入手するのだろうか。 「もちろん自分たちの携帯電話は使わない。それはもう間違いないね。」 「うん」 「例えばなんて言うんだホームレスに契約してもらってそれを買ってあげると 長期間は使えないんで、もちろん利用料金払うわけじゃないんで それはやっぱり一月なり、・・・まぁ長くて一月半だね。う〜ん」 携帯電話は一人で何台も契約できるため、金目当てで売りさばく者がいるのだ。 ![]() 詐欺の三種の神器で最も入手が難しいのが口座である。 しかし元詐欺師によれば、ネット上で闇取引が行われているという。 確かにあった。 ![]() 我々は口座屋と接触を試みる。 ![]() 「口座屋現れたらまず通帳確認してね。」 「ああ、はい」 「男が近づいてきました」 この男が口座屋か!? 「○○○さん?」 「例のもの?」 「あ、はい」 お互いを確認した後スタッフは通帳を見せてくれと伝えた。警戒しているのか、口座屋はスタッフを人気のない所に連れて行く。 ![]() スタッフ「金額?」 「わたしが持っている口座を買い取っていただくわけですよね?」 男は現金をもらわないと通帳を見せないと言う。 「お金がナナゴーなんですよ」 スタッフはお金を持っていないことを伝えた。すると 「口座を買い取りして頂くってことなんでお金なしじゃ渡せないですからねぇ」 「まぁそういうことで、はい、じゃあ失礼します」 足早に駅に向かう口座屋、次の客に会いに行くのか。 歩きながらメールを打ち続けている。 「A・Cバレないようについていって」 我々は追跡を開始。口座屋は駅に向かいホームへと降りたっていく。 我々も気付かれないように後を追う。 「A先行って」 「はーい」 「外周り載った」 尾行を警戒しているのか、しきりに周囲に視線を送る。 口座屋はあるターミナル駅で電車を降りた。 ![]() 「ここでも周り見てます」 口座屋は追跡者をやり過ごすかのようにゆっくりと歩く。 ここで郊外へ向かう電車に乗り換える。どこまで行くのだろうか。 「野郎まだ乗ってる?」「乗ってますね」 すると突然 「降りました降りました」 口座屋は人ゴミに紛れ込むと足早に歩き出した。 「野郎の歩き速いです。」 「野郎の動き速いです。」 改札を出ると口座屋は走りだした。 「見失うなよ」 我々は必死でその後を追う。 しかし 「どっち行った?」 「いないっすね」 その駅は商店街と隣接この中に入られたら見つけることは困難である。 我々に気付いてわざとこの駅で降りたのであろうか。 ![]() なんとしても口座屋の実態を突き止めたい 我々はすぐに他の口座屋と連絡を取った。 ![]() 口座屋「私は手渡しが基本になっています。」 スタッフ「で、あれどこであれすればいい?」 口「池袋・・・ですね」 ス「池袋なの?」 口「はい」 池袋の駅前で待ち合わせ、口座屋は現れるのであろうか。 ス「もしもし、今あのぉ改札の所にいるんですよ」 現場は朝から雨、約束の時間から5分を過ぎた頃 一人の男が現れた。 口「確認ってされます?」 ス「できれば」 口「じゃどうしましょう、パソコンも持ってきてるのでパソコンで見ることもできるしあと、コンビニ行くならコンビニでもいいですけど」 「はい」 口「じゃコンビニ行きますか」 口座屋は自分の口座が実際に使えるかものかどうかの動作確認を目の前でやってくれるという。 そしてポケットから通帳とキャッシュカードを取り出した。 ス「見せてもらっていいですか?」 ![]() 口「これともうひとつのダイレクトカードで書いてある番号でログインできますので」 コンビニのATMで通帳とカードの確認を行うという。 自分のやっている所を後ろから見ていろと指示する。 ![]() ス「あ、やっぱりそうやって用心するんですか?」(口座屋がマスクをする事に対し) 口「まぁ大丈夫ですけどね」 口「でも一応カメラに映るから映りよくしとかないと」 口「覗く時もあれですよね、あんまり操作しているところに近づかない方が本当はいいかもわからない。二人映っちゃうから」 客に対しての配慮は意外とやさしいところもある。 ![]() カードを入れ、暗唱番号を押すと正常に動き出した。 「お取り忘れにご注意ください」 ス「確かにOK」 口座屋の印象は気の弱い中年男性といった感じである。 スタッフの質問に対し意外にも素直に答えてくれた。 ス「これって使い方どうするんですか?」 口「使い方?」 口「要するにうちみたいな所から買うってことは自分の名義を出せない、出したくないからであって 要するに裏の仕事に使うからであってそんな使い方ですよ。」 口「例えば詐欺行為に使うんだったらこれのここに振り込んでくれっていうふうに言って」 口「要するに窓口に使っている、普通の人は」 やはり口座屋は詐欺師達とつながりがあった。 口座屋という商売について聞いてみる。 ス「けっこう儲かってます?」 口「いやどうですかねぇ、まぁぼちぼちってとこですよね」 ![]() 口「怖いですねぇなにしろこういう商売ってのは悪意がすごくあるじゃないですか悪意っていうかその悪徳というかあの要するにアルバイト感覚でちょっとやったじゃないじゃないですか」 口「これはもう売人だから刑期の一番最高の所になっちゃう」 ス「あんまアルバイト感覚でやんないほうがいい?」 口「そりゃそうですよ腹くくらないと、そんな簡単な気持ちでやったら絶対駄目ですよ」 口「それなりの準備もしなくちゃいけないしお金だってね」 口「100万円単位のお金はすぐ無くなりますから仕入れだけでね」 ![]() 口座の売買によってどのような刑罰が科せられるのだろうか。 弁護士大澤孝征 「これは犯罪収益移転防止法という法律が新しくできて、それによる処罰が行われるようになってますね」 「これはまああの、売り買いした単純なケースであってもですね50万以下の罰金ですけど口座屋のように商売としてつまり業務としてやっている場合は2年以下の懲役、または300万円以下の罰金という事になっています。」 やはり口座の売買は重罪だ。我々は男に口座を買う意志がないことを伝えた。すると男は怒ることもなくその場を離れる。そそくさと歩き始める。 口座屋を追跡開始 向かった先は駅から少し離れた住宅街。我々はこの男が池袋界隈を根城にしていることを確信した。 翌日から張り込みを開始。 すると・・・ 「来た来た出てきました奴出てきました駅の方向かってます」 我々の予想通り男が現れた。 自転車に乗ってはいるが格好は前日とまったく同じだ。 これから詐欺師と取引を行うのだろうか 「自転車停めて今メトロポリタン口向かってます。」 男が乗っていた赤い自転車を確認。 この近くにいるはずだ。 「えーBから各局、野郎発見。メトロポリタン口で誰かを待っている様子です。」 口座屋は若い男と合流しなにやら交渉しているようだ。 「えー今男と接触して免許所のコピーのような物を確認して見てました。」 「男動き出しました2人一緒に自転車置き場方向に向かってきます。」 人気の少ない場所に向かう男達。 ここで取引をするのか。 「なんかカバンから出しましたよ」 距離が離れているため通帳の引き渡しを確認するのが難しい。 ![]() 「ん〜渡したかなぁ」 決定的な証拠はつかめない、我々はさらに監視を続けた。 「動きました」 この後二人は別れ口座屋は次の客と連絡を取っているようだ。 「えーただいま合流合流客と合流」 「茶色のダウン茶色のダウン」 車の中で待機していたスタッフが別の客と歩く口座屋を確認」 「押さえてるよ」 いったいどこにいくのだろうか 「今正面にいる渡ってる二人」 「今電話ボックスの中に入りました」 この中で取引をしているのか!? 数分後。 「ボックス出ました」 今度はどこに向かうのだろう 「地下に向かいそうです」 「えー現在南口通過2人で南口通過しました。」 「えーそうです東口方面向かってます」 「あ、今ね銀行入った」 二人は銀行に入っていった。 ATMで動作確認をするつもりなのだろうか しかし残念ながら我々はそれを確認できなかった。 「出ました出ました駅方向に向かってます。」 動作確認ができ、取引は成立したのだろうか? ![]() 「なんとたまたまいるんですねぇ、うん隣に」(カメラを持ったスタッフ) 周囲を気にしながらビルの影に移動する。 「やってますねぇ、通帳か何か見てるみたいですよ」 ![]() 口座屋がポケットから取り出したのは、明らかに銀行通帳。 その後二人は駅の雑踏へと消えていった。 この日も決定的な証拠は掴めぬままであった。 この後も我々は二ヶ月にわたりこの口座屋の動きに密着した。 池袋を舞台に男が闇の商売を行っていることは疑う余地はない。 「同じ服装、同じ方向行きました」 男は毎日ほとんど決まった時間に池袋駅に現れる。 「おそらく客と思われます」 「パソコンを出しインターネットで口座の動作確認をしているようだ」 証拠は十分に揃った。 ![]() 取引をしている現場を押さえることにした。 ス「お〜しじゃあ声かけるぞ」 ついに口座屋を直撃する時が来た。 ![]() ス「すいません、ちょっとよろしいですかね」 口「はい」 ス「口座の売買とかしてますよね?」 口「いやしてませんよ」 ス「してない?」 口「はい」 売「とんでもない」 ![]() ス「僕らもうあなたの活動全部見てるからね?口座の取引してるのはわかってるんだよ。」 口「してないですよ」 ス「今も口座の確認していたわけでしょ?これで」 口「これは仕事とかで、口座とか使うし」 ス「これ見てくれる?これあなただよね?」(写真) 口「・・・・・・」 ス「全部違う?」 口「いやそうです」 二ヶ月に及ぶ証拠写真を突きつけた。今まで撮影した映像を見せたとたん態度が一変した。 口「他に場所移して話しましょ」 ス「いいですよ」 ![]() ついに観念したのか? ス「あのじゃあ口座屋さんである事は認めるの?」 口「そうっすね」 ス「で?あなたはお客さん?それとも・・・」 口「この人は売りにきた人です。」 ス「売りにきた人。今までも何度か取引した事があるの?」 ス「何度かはありますね」 売「二度あります」 ス「二度くらい・・・大体いくらぐらいで売ったの?」 売「金額ですか?ひとつ2万5千円」 ス「あなた自分自身の(口座)名義のを売ったのね?」 ス「で、それをあなたは他の人に売ったんだよね」 口「そうですね」 ス「どういう人に売ったの?」 口「それははっきりとはわからないです。」 口「ただ、うんと〜まぁそういう道の人ですね、金融さんが多いですね。 なんか今詐欺とかに使っている人もいるかもしれない。」 ス「詐欺師の連中があなたから買って利用している可能性はあるっていうこと?」 口「それはあります」 ![]() ス「あなた今やっている事自体は法律違反だと認識してやっている?」 口「認識してます」 ス「それとあなたが売った口座が犯罪に使われるって事も認識してやってる?」 口「そうですね可能性はあると思います」 ス「犯罪に使われるって事は当然被害者がいるよね? 口「まあそうですね、被害に遭われた方からこちらを見た時におまえは加害者だ一味だと言われたら まぁそうかもしれないなというふうな思いはあります。」 ![]() ス「じゃ被害者に対して申し訳ないとは思うの?」 口「思いますね」 ス「申し訳ないと思う?」 口「はい・・・」 ス「ほんと?」 口「いやそれは思うけど・・・まぁ自分は詐欺をしていないというそういう気持ちもあるから」 ス「月どれくらい稼いでるの?」 口「月は200万・・・」 ス「利益が200万?」 口「そうっすね」 ![]() ス「多分近い将来あなたこのままだったら必ず逮捕されると思う」 口「はい」 ス「自分から出頭する気はない?」 口「足を洗うっていうのだったらいいですけど」 ス「じゃもう足洗う?」 口「はい」 ス「それじゃあ約束してほしいな」 口「あ、はい辞めます」 ス「必ずもう辞める?」 口「はい」 警察に出頭することを進めた我々に対し口座屋は足を洗うことを約束し立ち去った。 (終) ![]() (余計な部分は若干カットしてます、またテロップと音声が一致しない所は音声を優先してます。) このブログの注目としては闇の犯罪者がいかにネットを有効に利用しているかですね、明らかに本来なら接触しえない顔も知らない犯罪者と犯罪者をいとも簡単に結びつけています。 補足するとテキスト起こしさせていただいてなんなんですが、テレビのドキュメンタリーものなんで、このブイもヤラセの要素の可能性は完全否定できないことは注意しておきたいところです。 モザイクかかってるし、演技すればいいわけですから。再現VTRレベルの域を出る物ではないということです、しかしその場合でも情報を忠実に再現しているはずですので入門編として接すればいいだけのこと、有効に情報を活用すればいいのです。 関連リンク:放置される闇サイト |
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