闇サイトの管理人語る

久々NewsZeroからテキスト起こしさせていただきます。
闇サイト関連ですが、アフィリエイトもかじっているのでこのブログの読者は必見です。




闇サイト運営驚きの目的


今夜は、犯罪等にも募集され
実際に多くの犯罪が起きている、闇サイトの問題です。
これまでZeroでは闇サイトの問題を何度も取り上げ、
有害性を指摘してきましたが、その数は減るどころか
増加の一途を辿っています。

何故闇サイトは増えるのでしょうか?
私達は今回その理由を探るため
闇サイトを作って運営している管理人に接触。
闇サイトを作った目的は意外な事でした。




闇サイト


インターネット上に氾濫する闇サイト。
その数は確認できるだけでも100以上、今も増え続けている。
書き込みのほとんどが犯罪仲間への誘い、例えばこの仕事募集の内容は・・・

パクられることがOKであれば


「いや〜もちろんあの〜パクられることがOKであれば・・・
いやぁそれこそ、あの〜家に、窓に一発だけ発砲してくるとか」

Zero「一回でいくらぐらいもらえるんですか?」

「そうですねぇ、まぁ50(万円)くらいはすぐでしょう。」

「まぁ拳銃なんて意外と簡単に手に入りますんで・・・」

こうした募集を入り口にして、実際に数多くの犯罪が引き起こされている。
このような闇サイトはいったい誰が何のために運営しているのか・・・

誰が何のために運営しているのか・・・


Zeroは闇サイトを運営している管理人との接触を試みた。

闇サイトの画面上にある、メールBOXこれが管理人との唯一の連絡手段。

管理人との唯一の連絡手段

取材申し込みメール

一つ一つにメールを送り取材交渉を続ける、すると一通だけ返事が来た。
そこには取材を受けても構わないとだけ記されていた。

構わないですよ




Zeroが向かったのは愛知県・名古屋市。

現れた管理人は一般企業に勤めているという、30代のごく普通の男だった。

管理人の闇サイト

覚せい剤の売買



これは彼が作った闇サイト、ここにも犯罪を窺わせる書き込みがずらり、
彼は何の目的でこのサイトを運営しているのか・・・
その答えは意外なものだった。

自分にとっての利益だけ・・・


「このページに求めるのは、自分にとっての利益だけ・・・
で、その詐欺まがいの仕事であったりだとか、
人数集めて強盗しようか・・・とか
正直何を書かれていようがたいして気にも留めてないです。

たいして気に留めていない


Zero「利益というのは?」

「要するにネット広告ですね
そっから産まれる収益、自分への収入ですね、はい。」

ネット広告で得る収入だけが目的


男は犯罪に誘う募集や、その結果起る犯罪に関心はなく。
ネット広告で得る収入だけが目的だと言い切った。

ネット広告


確かに彼の闇サイトには、数多くのネット広告が貼り付けてある。

「これは全部そのカード会社の広告ですね
例えばクリックすると・・・」

闇サイトを訪れた人がこれらの広告を通じて契約すれば
広告主のカード会社から広告収入が得られるのだという。

Zero「広告だけでいうと今どれだけの収入があるんですか?」

小遣い稼ぎみたいなもんですかね


「まぁ15万から17万くらいの間ですね、はい。
まぁ仕事は仕事で、空いた時間でお小遣い・・・みたいなもんですかね

その他、多くの闇サイトにもネット広告は掲載されている。
Zero「これクレジットカード会社の広告ですね」

クレジットカード会社の広告ですね


ほとんどがクレジットカード会社や、消費者金融など誰もが知る
有名な金融会社の広告
だった。

構図


闇サイトを訪れるのは、すぐに金を必要としている人達
彼らを狙い管理人は金融会社の広告を多く掲載し、広告収入を得ようとしていた。




しかし、広告主である金融会社は自分達の広告が犯罪を助長している実態
知っているのだろうか?

金融会社はこの実態を知っているのか・・・


広告主数社に取材を申し込むと、こんな回答が返ってきた。

信販系大手カード会社
「弊社広告が有害サイトに掲載されている事実について、
ご指摘を受けるまで認識しておりませんでした
全く想定をしていなかった事実であり、大変遺憾に考えております。」

全く知らなかった


全ての広告主が全く知らなかったと回答した。
何故こんなことが起きているのか、実はそこに
ネット広告特有のシステムが関係していた。

構図その2


管理人と金融会社など広告主の間には
アフィリエイト会社という仲介業者が存在している。
管理人はアフィリエイト会社に登録すれば
好きなネット広告を自分のサイトに掲載できる。
掲載したその広告を通じて広告主に利益がでれば、
広告主からアフィリエイト会社を通じて管理人に金が入る仕組みだ。




では広告を仲介するアフィリエイト会社は、
サイトの有害を審査していないのか?

Zeroは数社に取材を申し込んだ。
しかし、ほとんどの会社が取材拒否
そんな中、ある1社が匿名を条件に実状を明かした。

Zero「登録審査が通る通らないの基準ていうのはどういうものになるんですか?」

「ここはもうほんとに、法に反しているか反していないかというところですね。」

Zero「闇サイトに関してはどっちになるんでしょう?」

「闇サイトに関しては・・・法には触れてないと思います。」

闇サイトの登録を認めている


犯罪仲間の募集はあくまでネット上の書き込み、
そのため現在の法律では闇サイト自体の取り締まりは難しい

それを根拠に一部のアフィリエイト会社では、
闇サイトは違法ではないと判断。
闇サイトの登録を認めているという。
しかし本音は・・・

「あの・・・※コンプライアンスとしてはあくまで、(闇サイト)そういったものは
自主的に排除していかなければいけないと思っております・・・。」
※法令遵守

Zero「何故・・・そこが?」(何故それができない?)

「う〜ん正直申し上げると、その利益な部分。
結果を出している(闇サイト)サイトを切り離すのは
(広告主に)売り上げが落ちるというふうに見えてしまうので。」

正直に申し上げると利益


広告主からより多くの広告掲載を求められるため
一部のアフィリエイト会社は闇サイトと知りながらも
目をつぶっているのだという。

闇サイトと知りながら目をつぶっている・・・


今回明らかになった広告が闇サイトを氾濫させている驚きの実態
広告の掲載を適正に行えば、闇サイト自体を減らすことができるのではないだろうか?

広告が闇サイトを氾濫させている




小林氏「今回、取材の過程で闇サイトに広告が掲載されていることを
広告主やアフィリエイト会社に指摘したんですね。

そしたら、その後再度チェックしたところその広告は消えていたそうなんですね。

このようにきちんと取り組んでいけば、広告収入の道を断つこともできますし、
闇サイトを減らすこともできるかもしれません。」

星野氏


星野氏「まぁ闇サイトをこれだけ野放しにしてるってことがまだ問題で、
法律がまだついていってないですよね

ですからやっぱり広告主もね、こういう犯罪が起きたなら
すぐ手を引くということで、まぁ最初は知らなくても結構ですけどもね。

それを知った以上は、すぐ引くということでしょうね。」

野村氏


野村氏「まぁ今この話の中には、三つの登場人物があったわけですけども・・・

どれも問題があると思うんですね

サイトの管理人ですけども、営利のためにですねぇ、どんな書き込みを
受け入れるっていうのはもう話にならないと思うんですね。


小林氏「そうですね」

野村氏「このアフィリエイト会社というのがありますけども
さきほど違法かどうかで判断してますと言ってましたが、

社会に害悪をもたらすようなサイトにはですね、
広告を出させないとこういう基準にすべきだと思うんですよね


そして最後にですね広告主というのも、大きな問題があると思うですが、
この広告主の場合は、自分の広告がどういうサイトに出ているのかとうことを

やっぱり監視するシステムを設けてですね、多少お金がかかっても
変なとこに出ている時にはすぐやめると、今星野さんおっしゃられた通りだいうふうに私は思いますね。」




さて以前このブログでもいじったことがあるアフィリエイトの問題でNewsZeroとシンクロしましたね〜。
すごいぞNewsZero!、すごいぞネットの暗部を考えるブログ!といった感じですね。(自慢かい!)

アフィリエイト、なんぞ企業の怠慢にすぎないのです、
それによってネットがせこい利益のために
どんどん無秩序化していくのは、やはりおかしなことだと思います。

せこいネット広告収入のためにどれだけの人間、著作物、倫理、言論、自由が貶められ犠牲になってしまったか?よく考えてみてほしいのです。




ブイについてですが、「自分の利益のためだけ・・・」という闇サイトの管理人。
いやぁ、ほんとうこういう人間を取り締まるための法律を即作らにゃあかんですよ

もしかしたら社会の法律とは別に、ネット限定のネット法律みたいなのをパラレルで用意すれば
案外簡単に取り締まることができるのではないか
と考えます。

皆さんは、闇サイトを介して犯罪を起こす人達と闇サイトを運営する管理人どっちがムカつきます?

私は断然、管理人です。
だってこいつ・・・現状じゃ逮捕できないんですもの。

ネットや社会を荒らすだけ荒らしてヤバイと思ったら金だけ回収して平然とした顔で自分の職に戻る。
なんなんだこいつは・・・。

まだ捕まるというリスクを背負っている犯罪者のまだ数倍マシ・・・なんて言っちゃいけないですが、
ムカつき度からするとこう言いたくなるわけです。

犯罪者をも、利用している・・・のが闇サイトの管理人なんですから。

しかもネット広告が金に困っている人が来るから消費者金融っていう発想?
犯罪者予備軍を更に泥沼に引きずり込もうとしてますよねこれ。

ネットの抑圧的・偏向的な空気の中、
こういう状況に対しストレートに「問題ありますよ」と発言できる野村氏を私は高く評価したいです。
これは闇サイトだけではなく、悪質な中傷を野放しにしている2ちゃんねるにも深く影響を与える発言だからです。




消費者金融にしてもそう、指摘を受けるまで認識しておりませんでしたって・・・
アフィリエイト会社を介してるからわからないって・・・んなわけないでしょ?(笑)

・・・と私は言いたくなりますが・・・
ですが・・・案外認識してないかもしれません。

ネットの問題に関して、ほとんどの方は無関心なのが現状です。
販売数だけ見るとネットはものすごい普及しているように見えるにも関わらず・・・

それは何故でしょうか?
私が考えるのは、ネットの暗部に目が行く人は
やっぱりディープにネットを使っている人じゃないとわかりにくいだろう・・・ということです。
そしてそういったヘビーユーザーは、全体的に見ればまだまだ少数派なのでは?と感じるからです。

例えば・・・
高齢のほとんどの方はネットをしないでしょうし、
大人の人でも、パソコンは持ってるけどまだWindows98で
しかも全然使ってないという人は結構いらっしゃいます。

第一、会社のパソコンを使っていればニュースなどの情報は会社で得られるわけで
家庭でもパソコンでネット、という人は少なくとも私の身近では少ないです。

若い人も自分のパソコンを所有できるのは18歳以上がほとんどで、
その若い人もネットをするのはパソコンではなく、ほとんど携帯で、
しかもネットよりメールが主目的という方が多いようです。

家族内でパソコンを共有しているような家庭では、違法的なサイトを閲覧しにくいでしょうし。

気付くのはヘビーユーザー、そう、ここを見に来ているあなた!あなたみたいな人です。
家に帰ったらすぐ・・・、目覚めたらすぐ・・・パソコンのスイッチを押している・・・私のような人です。(笑)

というわけで・・・まずその問題、暗部に気付く人自体、全体から見れば・・・まだまだ少ないような気がするのです。
多かったら、もっとこのブログのアクセスも上がっていることでしょうから(笑)

しかし、そういったヘビーユーザーでなくともこの問題は知られるべきだし、
そういった状況を憂う人達はどんどんブログなどを活用して訴えていったほうがいいと思います。
そしてメディアはNewsZeroのようにネットの中傷を恐れず、
ネットの問題に関する報道をどんどんすべきだと考えます。




そしてアフィリエイト会社です、取材に応じたのも1社だけ・・・しかも匿名で(笑)
これって確信的ですよね。

問題に気付いているようですが、利益には逆らえない・・・
闇サイトの管理人よりは倫理観が見えますが、実際野放しにしてるんだからいずれにせよ悪質。

排除していきたいと発言してますが、この1社だけじゃどうしようもないです
取材にも応じられない確信犯的なアフィリエイト会社はこれからも続ける気なのでしょうから。

自主的な行動を期待しているだけでは駄目なような気がします、
2ちゃんねるのような悪質な掲示板管理が未だ続いているのを見てればそう思うのは・・・当然です。

奴らは確信犯的に犯罪行為を助長して利益を得ているということを・・・常に意識するべきなのです。

私にはきちんとネットに法整備を設ける必要が最終的に出てくるのが目に見えてます。
なんでも自由であることが可能なら・・・もはや社会は必要ありませんからね。

その間どれだけのものが犠牲になることやら・・・・・・





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闇サイト

偽造免許証と白ロム。闇サイトで人生暗転

予告通り、テキスト起こしです。またまたNewsZeroからです。闇サイト、内容は口座と白ロムです。




メール


こちらは先日ZEROに届いた一通のメールです。
差出人は30代の男性。そこには・・・
僕は以前、偽造免許を使って銀行口座を開設するグループにいて逮捕されました。
逮捕されて思ったのは、どれだけの人に迷惑をかけたかです。
などと闇サイトに関わったことを後悔する内容が書かれていました。
闇サイトに手を出した結果、平凡だった人生が一転してしまいました。




小柄な普通の男性


ZEROは大阪梅田である男性と待ち合わせた。
山下友昭さん32歳。
一見すると小柄な普通の男性。
しかし彼の口から語られた言葉は・・・

騙し取るということをやっていた


「当時はもう偽造の・・・まぁ、運転免許証で、ま、銀行行って
ま、銀行口座を開設して(通帳を)騙し取るということをやってました。」




闇サイト


山下さんが犯罪に手を染めるきっかけになったのは
ネット上の掲示板、闇サイト。
3年前、フリーターだった彼は遊ぶ金欲しさに高収入を謳う募集に飛びついたという。

偽造免許証、架空口座


その仕事とは、偽造免許証を使い、振り込め詐欺などに使われる。
架空の銀行口座を作ることだった。

信用金庫


ZERO「行ったことある銀行というと?・・・」
「ま、ここの信用金庫と・・・ま、ここの銀行と・・・こちら向かいと。あちらにも。
この辺はすべて行きました。」

一日1万5000円稼いだ


ZERO「口座づくりの報酬は?・・・」
「その時で、一件3000円ですね。一口座。
大体一日・・・5件6件で・・・ま、1万4〜5000円。」

犯罪と知りつつも、金欲しさに口座作りを辞められなかった山下さん。
彼が作った口座の数は・・・

「100通近くは行ってると思います。」
「もちろん・・・まぁ、家を出るとき
今日は無事に家に・・・帰れるかなっていう・・・
のは、毎日毎朝・・・思っていたんです。
まぁ実際、偽造免許を手にしたりしたら、まぁ言ったら・・・
まぁこの免許が・・・お金に代わるっていう風に思って・・・」

この免許が金に変わると思った





しかしその行為が・・・いつまでも許されるはずはなかった。
初めてわずか3ヶ月後、彼は逮捕された。

逮捕


「まぁ朝10時ぐらいだったと思うんですけど・・・
ピンポン鳴ってドア開けると、もう
手帳と家宅捜索令状を見せられて・・・」

押収品目録交付書


彼が見せてくれたのは、警察の押収品を記したリスト。
偽造免許証21枚、口座を作るために使った印鑑は85本。

印鑑


闇サイトに手を出した代償は大きく
詐欺などの罪で、懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた。

懲役3年、執行猶予5年


「まぁ逮捕されてからでは遅いんですけど・・・
結局逮捕されるまで、自分がどんだけ悪いことをしてたんかなって
気付かなかった・・・

今思うのは・・・やっぱり後悔しかないです・・・はい。」

悪いことをしていたか気付かなかった





ZEROはもう一人、闇サイトに手を出したことで人生が大きく狂ったという男性に会うことができた。

小池氏


小池祐介さん27歳、彼は東京で俳優を目指していた去年4月。
生活費に困り、消費者金融から借金、その返済のため闇サイトに手を出したという。

闇サイトに手を出した


彼は今、その闇サイトで関わった業者から逃げるように、
家具もないこの部屋で生活している。

家具のない部屋


「最初は、あのぉ・・・メールのアドレスが書いてあったんで・・・
あの、メールしたんですよ。
すいません、お金に困ってて、仕事させていただけませんかって。
そしたら向こうから返信があって、「白ロムのバイトなんだけどね」って
白ロムってなんだろう?って最初僕も戸惑ったんですよ。」

白ロム


白ロムとは電話番号などが記録されたICチップを抜いた、携帯電話の本体。
特に最新機種の白ロムは、機種変更用に人気が高く、ネットオークションなどで大量に売買されている。その白ロムの入手が闇サイトで仕事になっていた。

オークション


小池さんは自分名義で、
数万円の最新機種の携帯電話を後払いで購入する。
その携帯電話からICチップを抜き、白ロムにして募集主に渡すと、
一台5000円の報酬をもらう
募集主はその白ロムを高額で転売するが、小池さんには
後日数万円の請求が届く。
その請求はどうするかというと・・・

「なんかもう・・・そんなの放っておけばいいの一点張りでしたね。
だからもう怪しいな、おかしいなと思ったんですよ。」

携帯電話会社を騙す詐欺だと、気付いた小池さんは
その仕事を断ろうとした、しかし・・・

「なんかチクったりとか情報を漏らしたりしたら
本当危ない目に遭うよって言われてて・・・
だから僕・・・怖いんで辞めますなんとかって言ったら・・・もう
何されるかわかんないし、断れなくなっちゃったんですよ。
だから僕結局、50台・・・50台ぐらい契約したんすよ。」

50台ぐらい契約した


半ば、強制的に携帯電話を契約させられた小池さん。
わずか2ヶ月で、およそ350万円の借金を背負うことになった。

借金350万円


「でもいつかこれ・・・精算しないといけないし、
どうしたらいいかわかんないす・・・もう。
バカっすよ本当・・・。バカ・・・バカって言い聞かしても何も解決にならないですけど・・・。」

涙を流し後悔する小池さん、安易に闇サイトに手を出したために俳優への夢を
失うことになった小池さん。
「東京でその・・・役者になるんだって最初、夢を追いかけてたんだけど
まさかこんな結末になるとは思わなかったし・・・。
なんか本当にもう・・・後悔、後悔だらけですよ。」

後悔だらけですよ





村尾氏「怖いですけどね、闇サイトも巧妙に姿形を変えてる場合が多くて
インターネットの求人情報で、まぁ安易に、その・・・アクセスする人も多いと思うんですけれどもね。
携帯電話を購入しろとか、偽造免許証を使って口座を開けといった。
なんらかの形で、犯罪に結びついてるんですね。絶対これは手を出していけない。
っていうことですね、星野さんどうですか?」

星野氏


星野氏「まぁ脅かされるのは怖いって、やっぱりそれと戦う勇気を持たなきゃいけないけども。まぁそうは言ってもね、なかなか今の子はね、戦うという勇気が沸いてこないんですけどもね。やっぱり傷が小さい内に友達に相談するとか、友達ってある程度ほら・・・突き放して、身内だったらかわいい、事件だったらいけないとかそういう風な感情が出ますからね。やっぱり友達に相談する・・・」

村尾氏「それは一つの手ですね。」

星野氏「ええ、そうして友達がもしいなければ、やっぱり警察に行くべきですよ。ええ」

村尾氏「やっぱり自分一人で抱えてはやっぱり駄目ですよね。」

星野氏「そうするとだんだんだんだん時間が経ってきて、大きく大きくなって、ああどうしようどうしよう・・・とこうなってくるんですよね。

ACTION.jpg


村尾氏「今回取材した中の一人はですね、まぁ闇サイト上にある楽に稼ぐチャンスという甘い言葉はですね、全部嘘だったと言っていたそうです。まぁ、この闇サイトの問題は、今後もアクションで追っていきます。」
(終)



[目新しさの後ろに隠れるIT企業の罪を問う]

当ブログで、問題にしたいのは、やはりネットのアクセスのしやすさです。
前回と同じく、安易な気持ちで犯罪に手を染めてしまっている人達が出てきています。
彼らは加害者であると同時に、闇サイトの被害者でもあるのです。
「彼らは闇サイトがなかったら恐らく、これらの仕事に手を染めることはなかった。」
・・・それは私にもわかりませんし、そう言い切るつもりありません。
ですが、やはり
「彼らは闇サイトがなかったら恐らく、これらの仕事に手を染めることは難しかった。」
こういう風には言えると思います。

闇サイトに限らず、ネット上には違法行為が溢れています。
闇サイトというのは氷山の一角に過ぎません。
その根源には無責任なIT企業が大きく関係しているような気がしてなりません。
悪質なIT企業が提供する、自由というものを徹底的に疑うべきなのではないか?と最近私は考えています。

関連リンク:闇サイト 携帯電話 ( 闇サイト犯罪者の犯罪意識の希薄さ )
関連リンク:口座屋を直撃
関連リンク:放置される闇サイト

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闇サイト

闇サイト 携帯電話 ( 闇サイト犯罪者の犯罪意識の希薄さ )

どうも肉球フォントです。NewsZeroにて闇サイトの特集がありました、優れた内容ですのでテキスト起こしさせていただきます。今回は不正な携帯電話の契約。

ポイントは闇サイト犯罪者の犯罪を犯すという意識の希薄さです。以前このブログで紹介した口座屋も池袋でしたね。池袋になんかあるんでしょうか?闇サイトへの批判コメントは既に以前の記事で書いてある(繰り返しばかりになってもしょうがないので)のでそちらをご覧ください。

ちなみに次回もテキスト起こしです、では。(※テロップと音声が異なる場合は音声を優先、聞き取りにくい部分はカット、あるいは一部間違いがある場合があることをご了承ください。)




闇サイト自体は野放しのままです。


闇サイトはネット上に 無数に存在し携帯電話などから誰でも簡単にアクセスできます。そこでは求人募集と称して、犯罪仲間が集められています。

この闇サイトを入り口にして、多くの詐欺や強盗、殺人事件まで起きていますが闇サイト自体は野放しのままです。

今回はその求人募集に相棒として犯罪加わっている若者達の実態を取材しました。




今も増え続けている犯罪仲間を募集する闇サイト。中でも頻繁に登場する仕事の募集があった。

犯罪仲間を募集する闇サイト


「役者の募集ですね こっちにも仕事内容は役者さん」

犯罪仲間を募集する闇サイト2


一日2万円から4万円稼げると謳う役者とは
いったいどんな仕事なのか
ZEROは後藤と名乗る、募集主にメールを送り仕事内容を問い合わせた。




届いたメール


しかし届いたメールには面接をしたいとだけ書かれ
仕事内容は明かされていなかった。
ZEROは身分を伏せ、後藤に指示された駅に向かった。




待ち合わせ場所で待っていると一人の男が声をかけてきた。

アルバイトをご応募された方ですか?


後藤「アルバイトをご応募された方ですか?」
ZERO「ああ、はい」

その男が募集主の後藤だった。




面接は駅近くの喫茶店で行うという、役者とはいったい何をする仕事なのか。

後藤「ご自身の携帯電話をつくりに行ったこと自体は・・・」

ZERO「それはあります」

後藤「それはあります?要はそれと同じなんですよ。」

偽造免許所のほうをこちらで用意してある


後藤「偽造免許所のほうをこちらで用意してあるんで、
で(それを使って)本人確認をして契約するんです。」

だから役者っていうんです。


後藤「要は自分じゃない誰かになりきるっていうことなんで。
ええ、だから役者っていうんです。」




役目 偽造免許証を使い携帯電話を不正契約する詐欺の実行役


役者とは偽造免許所を使い携帯電話を騙し取る詐欺の実行役だった。

一台につき4000円の報酬を得る。


詐欺の構図はこうだ。
応募者はまず後藤に顔写真を預ける。
すると後日、後藤から偽造免許証を渡される。
応募者はその偽造免許証を使って架空名義の携帯電話を後払いで契約。
不正に得た携帯電話を後藤に渡すと、一台につき4000円の報酬を得る。

架空名義の携帯電話は振り込め詐欺などに使われるという。




それが拍子抜けするほど簡単に契約できるんで、はい


後藤「ま、本当にたぶんご不安な部分があるとは思いますけど。
それが拍子抜けするほど簡単に契約できるんで、はい。
それは自身を持って言えます。」




後藤は闇サイトを使って犯罪の仲間を集めていたのだ。
いったいどんな人がその誘いに乗り、犯罪に手を染めているのか?

追跡取材


ZEROは後藤と別れた後、追跡取材を行った。
後藤を追い続ければ、いつか役者の応募者と接触するはずだ。




追跡取材を初めて14日目


追跡取材を初めて14日目。
後藤が再び池袋に向かった。
携帯電話で誰かと連絡を取り、繁華街へ向かう。

その先に待っていたのは。

(店に)入りましょう。


後藤「(店に)入りましょう。」
20代のごく普通の男。
ついに役者の応募者を捉えた。




ファーストフード店に入った、応募者の男は
緊張をした面持ちで後藤の話を聞いていた。
会話はやはり携帯電話を騙し取る手口についてだった。

後藤「まあやることは・・・全部メールで送りました。
応募者「はい」




ドコモは905iシリーズでPとSH、SHに関してはiTV。


後藤「(契約する)携帯電話は」
応募者「はい」
後藤「ソフトバンク920T・・・東京のT.。」
後藤「ドコモは905iシリーズでPとSH、SHに関してはiTV。」
後藤「auは52SH。」
応募者「色は?・・・・」
後藤「何でもいい。無難な色にしといて」
応募者「2日間でどれくらい稼げるんすか?」
後藤「最低でも・・・5万は」
応募者「マジすか?」

マジすか?





運転免許証


そして辺りを気にしながら後藤が取り出したのは一枚の運転免許証。
そこには、応募者の男の顔写真が貼られていた。
どうやら応募者は前にも後藤と会い、顔写真を渡していたようだ。

後藤「(免許証は)水に塗れるとインクがにじむんですよ。
財布とか水に濡れないところにいれておいて
普段手も濡れないようにしてください。」

免許証を受け取った応募者は、後藤と共に携帯電話の代理店へ
店に入ると指定された携帯電話を物色。
契約申請に取りかかった。

携帯電話を物色





応募者「新規なんですけど・・・2台って大丈夫ですか?」
店員「はい大丈夫ですよ」
店員「(本人)確認書類って何をお持ちですか?」

免許証


応募者「免許証」
あの免許証で契約しようとする応募者。
しかし、店員からこんな説明が・・・

クレジットか口座が必要


店員「(料金)引き落としが条件になっておりますのでクレジットか銀行口座が必要になります。」
免許証以外に銀行口座などを求められ、契約を断念。
別の店でも・・・




店員「ご本人様確認の書類とかって何をお持ちですか?」
応募者「免許証」
店員「免許証ですか・・・あとクレジットか口座が必要なんです。」
応募者「請求書とかでは駄目ですか?」

免許証と口座なんですよ。


店員「免許証と口座なんですよ。」
携帯電話会社は購入代金の踏み倒しを防ぐため
契約の際に銀行口座などの提示を求めていた。

銀行口座などを提示させ料金踏み倒しを防止


その後、数件の店を回ったものの、結局契約できず
応募者は後藤に免許証を返していた。




なぜ彼は犯罪である役者の仕事に手を出したのか?
ZEROは彼女と帰宅途中の応募者の男に直撃取材した。




ZERO「ちょっといいですか?」
応募者「なんですか?」

裏仕事というのをやってましたよね。


ZERO「日本テレビです。偽造免許証を使って携帯電話を契約してくる裏仕事というのをやってましたよね。」
応募者「え?何の話ですか?」

すべて見てたので


ZERO「すべて見てたので」
しらを切る応募者、だが追跡取材していたと話すと諦めたように話し始めた。




応募者「わかってますよ。」
ZERO「わかってるというと?」
応募者「はい?してはいけないということじゃないですか」
ZERO「犯罪だという認識はあったんですか?」
応募者「認識はあります。」
ZERO「なぜやったんですか?」
彼は都内のワンルームマンションに住む25歳のフリーターだという。
役者に応募した理由は?・・・




応募者「それはまあ・・・まぁお金が必要だったんで。それで仕方なく。」
ZERO「じゃあそれ、お金って借金かなんかですか?
応募者「いや普通に支払いです。」
ZERO「支払いって?」
応募者「携帯電話だったり家賃だったり公共料金だったり。」
ZERO「どれくらい稼ごうとしたとかってあるんですか?」
応募者「え・・・それで(役者)やっても・・・その日もらえて2万ぐらいだったんじゃないですか。
ZERO「色々アルバイトあるじゃないですか?」

すぐにお金が必要だったんですよ。


応募者「ありますね、すぐにお金が必要だったんですよ。今すぐにそれだけですよ。」
手っ取り早く金を稼ごうと、闇サイトに手を出したという。




犯罪に手を染めることについては・・・

深くは考えてないですね


応募者「深くは考えてないですね。一応危ないということは分かってましたし。
ま、どっちか、ま、まぁ大丈夫だろうという気持ちもありましたよ。
それでそんなに続けようとも思わないですし。」

笑みを浮かべ淡々と答える応募者。
ZEROは彼に自首を勧めた。

警察に一度行って話をされることを僕は勧めます。


ZERO「というのもあなたがやったことは犯罪なんですよ。ま、警察に一度行って話をされることを僕は勧めます。」
応募者「もうしないっすよ」

もうしないっすよ


金を簡単に手にしたいという理由だけで
今、普通の若者が闇サイトを通じて安易に犯罪に手を染めている。

警察は現在、募集主である後藤らについて
情報収集を進めている。




犯罪を安易に考えている若者が増えきている


長嶋氏「村尾さん、これ前にもねZEROでやりましたけど
本当にその・・・これ犯罪じゃないですか。
その犯罪を安易に考えている若者が増えきているっていうのは困る・・・ってことですよね。
携帯電話ってのは、ここ10年ぐらいでの普及率っていうのは驚異的で、
今回の闇サイトっていのは21世紀型の犯罪だなって気がするんです。

まぁ一方でフリーターとかニートとかっていのはどんどん増えてきて、
やっぱりその自分が犯罪に荷担しているっていう、もちろん今、意識が薄らいで来ちゃってますよね。」

村尾氏「そうですよね、たぶんこれ携帯サイト・・・の特徴だと思うんですけどね。このサイトを通じて色んな人が結びついているんですよね。たぶんね彼らひとりひとりはね、全体の一部分しかわからなくていったい自分のやっていることがどんなことなのか、それがわかんないもんだから罪の意識が薄いってことも言えるかもしれませんね。」

長嶋氏「だからその、犯罪のスケール感ってのはまた別にして
ま、この先にはVTRにありましたけど、振り込み詐欺だとか強盗だとかもっと凶悪な犯罪っていうのはくっついて来るし、そっちに発展してっちゃう可能性あるんで、こうした犯罪っていうのはを未然に防ぐ意味でもやっぱり今回の場合はやっぱり小売りメーカーの方ががんばっていただきたいなっていう気がするんですよね。そこに行かなきゃ携帯入んないわけですから。」

有印公文書偽造と行使、それから詐欺未遂


村尾氏「ま、今回のVTRの若者は携帯を購入できなかったわけなんですが、
それでもねあの若者今回問われる罪はですね。
少なくとも有印公文書偽造と行使、それから詐欺未遂という
立派な犯罪にあたる
。これはもうしっかりと自覚すべきだと思います。」



関連リンク:口座屋を直撃
関連リンク:放置される闇サイト

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人気ブログランキング 【 2008/04/19 13:28 】

闇サイト

口座屋を直撃

私が直撃したわけではありません(笑)。テキスト起こし第2弾、TBSのアカサギから。私は架空名義の携帯電話や口座がどのように作られているのかが疑問だったのですが、それにいくらか答える内容でしたので紹介させていただきます。



悪事を働く詐欺師には三種の神器と言われる物が存在します。名簿、携帯電話、銀行口座詐欺師達は裏でこの三種神器を取引しているといいます。詐欺を手助けする裏稼業その諸悪の根源に迫ります。

口座屋と呼ばれる闇の商人。彼らは詐欺師達の片棒を担ぎ、だまし取った金の振込先を提供しているのだ。我らは2ヶ月に及ぶ取材からついに証拠を掴んだ。そしてその取引の現場に迫る。

[追跡60日 闇の商人・口座屋を直撃]

キングを逮捕


30年間で20億円をだまし取った詐欺グループが昨年摘発された。その頂点には仲間からキングと呼ばれるリーダーの存在があった。

キングは複数の詐欺実行グループを統括していたとみられている。そして驚いたことにグループのほとんどが20代の若者で構成されていたのだ。しかもその中には現役の大学生もいた。いったい何故キングは大学生を使ったのか。

名簿


実は大学生が手に入れやすい名簿が必要だったのだ。

名簿は携帯電話・口座と併せて、三種の神器と闇の男達は呼んでいる。


我々はかつて詐欺師であったという男達と接触。詐欺の三種の神器について聞いてみた。

詐欺師であったという男達


「名簿は集めましたね、かなりの量を」
スタッフ「どういった名簿なんですか?」
「メインは金融ですかね」
「金融の名簿がいいね・・・」
「あと着物の名簿かたかったんじゃない?着物屋の名簿かたかったね。」
スタッフ「顧客名簿ですか?」
「顧客名簿ですねぇ」
「着物自体高いし、お金持ってるね、かたいね名簿が。
住所も電話番号もズレがないね。」
スタッフ「名簿ってじゃあ高いもんなんですか?」
「ひとり幾らだね。」
「その種類にもよりますけど安くても一人500円前後でしょうね。」
スタッフ「どのぐらい集めてたんですか?」
「何万人でしょうね」
「何万人じゃきかないきかない、なぁ?」
「うん・・・」

詐欺師にとって相手の弱みを掴む格好の材料となるのが個人情報である。我々は個人情報を集め、それを売りさばく名簿屋に以前接触していた。

「こっちが都内なんです、で、こっちが横浜。これもう100%出回ってないですね。」
若い女性の写真が付いた履歴書、これはある風俗店に勤めている女性達のものだという。

名簿屋




では、他人名義の携帯電話はどうやって入手するのだろうか。
「もちろん自分たちの携帯電話は使わない。それはもう間違いないね。」
「うん」
「例えばなんて言うんだホームレスに契約してもらってそれを買ってあげると
長期間は使えないんで、もちろん利用料金払うわけじゃないんで
それはやっぱり一月なり、・・・まぁ長くて一月半だね。う〜ん」
携帯電話は一人で何台も契約できるため、金目当てで売りさばく者がいるのだ。

携帯電話




詐欺の三種の神器で最も入手が難しいのが口座である。
しかし元詐欺師によれば、ネット上で闇取引が行われているという。
確かにあった。

ネット上で闇取引



我々は口座屋と接触を試みる。

接触を試みる


「口座屋現れたらまず通帳確認してね。」
「ああ、はい」
「男が近づいてきました」
この男が口座屋か!?

「○○○さん?」
「例のもの?」
「あ、はい」

お互いを確認した後スタッフは通帳を見せてくれと伝えた。警戒しているのか、口座屋はスタッフを人気のない所に連れて行く。

口座屋


スタッフ「金額?」
「わたしが持っている口座を買い取っていただくわけですよね?」
男は現金をもらわないと通帳を見せないと言う。
「お金がナナゴーなんですよ」
スタッフはお金を持っていないことを伝えた。すると
「口座を買い取りして頂くってことなんでお金なしじゃ渡せないですからねぇ」
「まぁそういうことで、はい、じゃあ失礼します」


足早に駅に向かう口座屋、次の客に会いに行くのか。
歩きながらメールを打ち続けている。

「A・Cバレないようについていって」
我々は追跡を開始。口座屋は駅に向かいホームへと降りたっていく。
我々も気付かれないように後を追う。
「A先行って」
「はーい」
「外周り載った」
尾行を警戒しているのか、しきりに周囲に視線を送る。
口座屋はあるターミナル駅で電車を降りた。

尾行を警戒


「ここでも周り見てます」
口座屋は追跡者をやり過ごすかのようにゆっくりと歩く。
ここで郊外へ向かう電車に乗り換える。どこまで行くのだろうか。

「野郎まだ乗ってる?」「乗ってますね」
すると突然
「降りました降りました」
口座屋は人ゴミに紛れ込むと足早に歩き出した。
「野郎の歩き速いです。」
「野郎の動き速いです。」
改札を出ると口座屋は走りだした。
「見失うなよ」
我々は必死でその後を追う。
しかし
「どっち行った?」
「いないっすね」
その駅は商店街と隣接この中に入られたら見つけることは困難である。
我々に気付いてわざとこの駅で降りたのであろうか。

口座屋を見失った




なんとしても口座屋の実態を突き止めたい
我々はすぐに他の口座屋と連絡を取った。

他の口座屋と連絡


口座屋「私は手渡しが基本になっています。」
スタッフ「で、あれどこであれすればいい?」
口「池袋・・・ですね」
ス「池袋なの?」
口「はい」

池袋の駅前で待ち合わせ、口座屋は現れるのであろうか。
ス「もしもし、今あのぉ改札の所にいるんですよ」
現場は朝から雨、約束の時間から5分を過ぎた頃
一人の男が現れた。
口「確認ってされます?」
ス「できれば」
口「じゃどうしましょう、パソコンも持ってきてるのでパソコンで見ることもできるしあと、コンビニ行くならコンビニでもいいですけど」
「はい」
口「じゃコンビニ行きますか」
口座屋は自分の口座が実際に使えるかものかどうかの動作確認を目の前でやってくれるという。
そしてポケットから通帳とキャッシュカードを取り出した。
ス「見せてもらっていいですか?」

ログイン


口「これともうひとつのダイレクトカードで書いてある番号でログインできますので」
コンビニのATMで通帳とカードの確認を行うという。

自分のやっている所を後ろから見ていろと指示する。

マスク


ス「あ、やっぱりそうやって用心するんですか?」(口座屋がマスクをする事に対し)
口「まぁ大丈夫ですけどね」
口「でも一応カメラに映るから映りよくしとかないと」
口「覗く時もあれですよね、あんまり操作しているところに近づかない方が本当はいいかもわからない。二人映っちゃうから」
客に対しての配慮は意外とやさしいところもある。

ATM


カードを入れ、暗唱番号を押すと正常に動き出した。
「お取り忘れにご注意ください」
ス「確かにOK」
口座屋の印象は気の弱い中年男性といった感じである。
スタッフの質問に対し意外にも素直に答えてくれた。
ス「これって使い方どうするんですか?」
口「使い方?」
口「要するにうちみたいな所から買うってことは自分の名義を出せない、出したくないからであって
要するに裏の仕事に使うからであってそんな使い方ですよ。」
口「例えば詐欺行為に使うんだったらこれのここに振り込んでくれっていうふうに言って」
口「要するに窓口に使っている、普通の人は」
やはり口座屋は詐欺師達とつながりがあった。

口座屋という商売について聞いてみる。
ス「けっこう儲かってます?」
口「いやどうですかねぇ、まぁぼちぼちってとこですよね」

悪意


口「怖いですねぇなにしろこういう商売ってのは悪意がすごくあるじゃないですか悪意っていうかその悪徳というかあの要するにアルバイト感覚でちょっとやったじゃないじゃないですか」
口「これはもう売人だから刑期の一番最高の所になっちゃう」
ス「あんまアルバイト感覚でやんないほうがいい?」
口「そりゃそうですよ腹くくらないと、そんな簡単な気持ちでやったら絶対駄目ですよ」
口「それなりの準備もしなくちゃいけないしお金だってね」
口「100万円単位のお金はすぐ無くなりますから仕入れだけでね」

犯罪収益移転防止法


口座の売買によってどのような刑罰が科せられるのだろうか。
弁護士大澤孝征
「これは犯罪収益移転防止法という法律が新しくできて、それによる処罰が行われるようになってますね」
「これはまああの、売り買いした単純なケースであってもですね50万以下の罰金ですけど口座屋のように商売としてつまり業務としてやっている場合は2年以下の懲役、または300万円以下の罰金という事になっています。」

やはり口座の売買は重罪だ。我々は男に口座を買う意志がないことを伝えた。すると男は怒ることもなくその場を離れる。そそくさと歩き始める。



口座屋を追跡開始

向かった先は駅から少し離れた住宅街。我々はこの男が池袋界隈を根城にしていることを確信した。
翌日から張り込みを開始。
すると・・・
「来た来た出てきました奴出てきました駅の方向かってます」
我々の予想通り男が現れた。
自転車に乗ってはいるが格好は前日とまったく同じだ。
これから詐欺師と取引を行うのだろうか

「自転車停めて今メトロポリタン口向かってます。」
男が乗っていた赤い自転車を確認。
この近くにいるはずだ。
「えーBから各局、野郎発見。メトロポリタン口で誰かを待っている様子です。」
口座屋は若い男と合流しなにやら交渉しているようだ。
「えー今男と接触して免許所のコピーのような物を確認して見てました。」
「男動き出しました2人一緒に自転車置き場方向に向かってきます。」
人気の少ない場所に向かう男達。
ここで取引をするのか。
「なんかカバンから出しましたよ」
距離が離れているため通帳の引き渡しを確認するのが難しい。

決定的な証拠はつかめない


「ん〜渡したかなぁ」
決定的な証拠はつかめない、我々はさらに監視を続けた。
「動きました」
この後二人は別れ口座屋は次の客と連絡を取っているようだ。

「えーただいま合流合流客と合流」
「茶色のダウン茶色のダウン」
車の中で待機していたスタッフが別の客と歩く口座屋を確認」
「押さえてるよ」
いったいどこにいくのだろうか
「今正面にいる渡ってる二人」
「今電話ボックスの中に入りました」
この中で取引をしているのか!?
数分後。
「ボックス出ました」
今度はどこに向かうのだろう
「地下に向かいそうです」
「えー現在南口通過2人で南口通過しました。」
「えーそうです東口方面向かってます」
「あ、今ね銀行入った」
二人は銀行に入っていった。
ATMで動作確認をするつもりなのだろうか
しかし残念ながら我々はそれを確認できなかった。
「出ました出ました駅方向に向かってます。」
動作確認ができ、取引は成立したのだろうか?

隣に


「なんとたまたまいるんですねぇ、うん隣に」(カメラを持ったスタッフ)
周囲を気にしながらビルの影に移動する。
「やってますねぇ、通帳か何か見てるみたいですよ」

銀行通帳


口座屋がポケットから取り出したのは、明らかに銀行通帳。
その後二人は駅の雑踏へと消えていった。
この日も決定的な証拠は掴めぬままであった。


この後も我々は二ヶ月にわたりこの口座屋の動きに密着した。

池袋を舞台に男が闇の商売を行っていることは疑う余地はない。
「同じ服装、同じ方向行きました」
男は毎日ほとんど決まった時間に池袋駅に現れる。
「おそらく客と思われます」
「パソコンを出しインターネットで口座の動作確認をしているようだ」
証拠は十分に揃った。

パソコン




取引をしている現場を押さえることにした。

ス「お〜しじゃあ声かけるぞ」
ついに口座屋を直撃する時が来た。

口座屋を直撃する


ス「すいません、ちょっとよろしいですかね」
口「はい」
ス「口座の売買とかしてますよね?」
口「いやしてませんよ」
ス「してない?」
口「はい」
売「とんでもない」

とんでもない


ス「僕らもうあなたの活動全部見てるからね?口座の取引してるのはわかってるんだよ。」
口「してないですよ」
ス「今も口座の確認していたわけでしょ?これで」
口「これは仕事とかで、口座とか使うし」
ス「これ見てくれる?これあなただよね?」(写真)
口「・・・・・・」
ス「全部違う?」
口「いやそうです」
二ヶ月に及ぶ証拠写真を突きつけた。今まで撮影した映像を見せたとたん態度が一変した。
口「他に場所移して話しましょ」
ス「いいですよ」

他に場所移して話しましょ


ついに観念したのか?
ス「あのじゃあ口座屋さんである事は認めるの?」
口「そうっすね」
ス「で?あなたはお客さん?それとも・・・」
口「この人は売りにきた人です。」
ス「売りにきた人。今までも何度か取引した事があるの?」
ス「何度かはありますね」
売「二度あります」
ス「二度くらい・・・大体いくらぐらいで売ったの?」
売「金額ですか?ひとつ2万5千円」
ス「あなた自分自身の(口座)名義のを売ったのね?」
ス「で、それをあなたは他の人に売ったんだよね」
口「そうですね」
ス「どういう人に売ったの?」
口「それははっきりとはわからないです。」
口「ただ、うんと〜まぁそういう道の人ですね、金融さんが多いですね。
なんか今詐欺とかに使っている人もいるかもしれない。」
ス「詐欺師の連中があなたから買って利用している可能性はあるっていうこと?」
口「それはあります」

法律違反


ス「あなた今やっている事自体は法律違反だと認識してやっている?」
口「認識してます」
ス「それとあなたが売った口座が犯罪に使われるって事も認識してやってる?」
口「そうですね可能性はあると思います」
ス「犯罪に使われるって事は当然被害者がいるよね?
口「まあそうですね、被害に遭われた方からこちらを見た時におまえは加害者だ一味だと言われたら
まぁそうかもしれないなというふうな思いはあります。」

被害者に対して申し訳ないとは思うの?


ス「じゃ被害者に対して申し訳ないとは思うの?」
口「思いますね」
ス「申し訳ないと思う?」
口「はい・・・」
ス「ほんと?」
口「いやそれは思うけど・・・まぁ自分は詐欺をしていないというそういう気持ちもあるから」
ス「月どれくらい稼いでるの?」
口「月は200万・・・」
ス「利益が200万?」
口「そうっすね」

逮捕されると思う


ス「多分近い将来あなたこのままだったら必ず逮捕されると思う」
口「はい」
ス「自分から出頭する気はない?」
口「足を洗うっていうのだったらいいですけど」
ス「じゃもう足洗う?」
口「はい」
ス「それじゃあ約束してほしいな」
口「あ、はい辞めます」
ス「必ずもう辞める?」
口「はい」
警察に出頭することを進めた我々に対し口座屋は足を洗うことを約束し立ち去った。
(終)

口座屋は足を洗うことを約束し立ち去った




(余計な部分は若干カットしてます、またテロップと音声が一致しない所は音声を優先してます。)

このブログの注目としては闇の犯罪者がいかにネットを有効に利用しているかですね、明らかに本来なら接触しえない顔も知らない犯罪者と犯罪者をいとも簡単に結びつけています。

補足するとテキスト起こしさせていただいてなんなんですが、テレビのドキュメンタリーものなんで、このブイもヤラセの要素の可能性は完全否定できないことは注意しておきたいところです。
モザイクかかってるし、演技すればいいわけですから。再現VTRレベルの域を出る物ではないということです、しかしその場合でも情報を忠実に再現しているはずですので入門編として接すればいいだけのこと、有効に情報を活用すればいいのです。

関連リンク:放置される闇サイト

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闇サイト

自殺サイト嘱託殺人デスパ

「人の生死、金もうけの手段に」自殺サイト嘱託殺人に懲役9年判決
自殺サイトを舞台にした嘱託殺人事件で、川崎市の派遣社員、西沢さやかさん=当時(21)=を殺害したなどとして、嘱託殺人などの罪に問われた住所不定の斉藤一成被告(34)の判決公判が28日、横浜地裁であった。大島隆明裁判長は「金銭欲から21歳の女性の将来を奪った犯行の結果は重い」などとして懲役9年、罰金100万円、追徴金約80万円(求刑懲役13年、罰金100万円、追徴金約80万円)を言い渡した。


ネットを通じて自殺を手伝って金を稼ぐというアホに判決が下りました。被害者の方が派遣社員ってのがまた気になりますね。21歳・・・若いですね。

判決理由で大島裁判長は「20万円という報酬欲しさから簡単に依頼を請け負った」と指摘。また睡眠導入剤のインターネット販売に手を染めていたことについて、「人の生死を金もうけの手段とした、非人道的で悪質な犯行」などと断じた。


たった20万円で・・・???よくやりますねぇ。睡眠導入剤の販売・・・物は怪しいものらしいです。

判決などによると、斉藤被告は自殺サイトで知り合った西沢さんに20万円で殺害を依頼され、昨年4月12日午前0時半ごろ、同市高津区の西沢さん方で睡眠導入剤を飲ませた上、頭にポリ袋をかぶせ枕をのせるなどして窒息死させた。
斉藤被告は借金返済のため自ら自殺サイトを開設。サイトを通じ、埼玉県や静岡県などの十数人に睡眠導入剤を販売するなどしていた。


ああ、借金返済のためなんですね、そりゃ必死ですよね。

自殺サイト「デスパ」事件 被告、嘱託殺人認める
これまでの調べでは、斉藤被告は借金返済のために自殺サイトを開設。「デスパ」という名前で自殺志願者を募る書き込みを繰り返した。昨年7月以降、睡眠導入剤などを埼玉、静岡、京都、兵庫の各府県などの十数人に計約80万円で販売し、千葉県の1人が購入後に死亡したことが分かっている。


自殺志願者を集めて販売ねぇ、塵も積もれば山となるといった感じでしょうか。しかしこれはひどいですね、借金返済のために自殺志願者から金を巻き上げるなんてね。ちなみに調べてみると自殺サイトではなく、闇サイトですね。

↓デスパの書き込みと言われている
デスパの書き込みと言われている


「予算20万円なら…」ためらう被害者追い詰める斉藤被告 自殺サイト「デスパ」
ついに西沢さんが睡眠導入剤を栄養ドリンクに混ぜた「死ねる薬」を飲み昏睡(こんすい)状態に陥ると、斉藤被告が「ポリ袋はどうする」と促し、西沢さんはポリ袋を頭にかけた。たばこを吸いながら息を引き取るのを待っていた斉藤被告は「自殺願望をかなえてやろう」とポリ袋の口を締め直した。西沢さんの死後、ミニコンポなどを持ち帰った斉藤被告。その後も自殺サイトを通じた「殺して」という依頼に「35万円で」などと返信し、次の犯行の機会をうかがった。


まるでドラマのような話ですね。ミニコンポを持ち帰る?盗品だったら鬼畜ですね。

「自殺サイト」開設の男、嘱託殺人容疑で逮捕 神奈川
調べでは、斉藤容疑者は4月12日深夜、西澤さんの部屋で睡眠導入剤を20〜30錠飲ませ、その後、西澤さんの顔にポリ袋をかぶせて殺した疑い。


量がすごいですよねやっぱり。錠剤は多いとすり潰して一気に飲むらしいですね。

自殺サイト 報酬受け取り殺害は異例
ネットの有害情報を収集している「インターネット・ホットラインセンター」のシニアアナリスト、宮崎豊久氏は「自分を殺すように依頼して金を渡し、実際に殺人に至ったケースは聞いたことがない」と話す。「自殺願望者が金を出して自殺をする時代に、ネットがしてしまった」(警視庁幹部)との指摘もある。


殺人を頼んだその対象は依頼人その人だった・・・そういう風にみると自殺っていうのは「自分殺しという殺人」だっていうことを再確認させられます。

[自殺をビジネスにすることもできるネット]

まぁ自殺者を騙して商売をするとしましょう。普通に考えたら自殺志願者を集めることがまず困難ですよね。町で呼びかけますか?怪しまれるし誰も来ないでしょう。広告でも貼りますか?どこの雑誌で?
ネットならそれを可能にしてくれます。何故なら全国に匿名でアクセスすることができるから。しかもカモ(自殺志願者)は世の中にいっぱいいるわけです。

自殺「対策」トップ秋田県 山梨ゼロ、大都市も低迷
年間の自殺者が9年連続で3万人を超える


自殺を考える人は精神状態が不安定ですから、ネット上で「楽に死ねるよ」と呼びかければお金が入ってくるというわけです。私も悪いことを考えないわけではないです。だからやろうと思えば私も簡単に闇サイトで収入を稼げるでしょう。

問題なのは、PCまたはモバイル、ネット環境さえあれば誰でも簡単に(それこそコンビニ感覚で)闇サイトで仕事ができて、しかも問題が起きてからも現状の法では解決できず、放置されてしまうということじゃないでしょうか。

例えるなら、街中で堂々と被りながら違法な商売を呼びかけていることを許可されているような状態。リアルの街中で「自殺手伝いますよ〜」「人殺し手伝いますよ〜」「共犯しませんか〜」なんて言ってたらどう思います?こんな状況を見せられたら人間の精神は荒れる一方じゃないかと思います、「こんなのが放置されてんだもんな〜もうなんでもありだな(笑)」こんな風に思っている人がほとんどでしょう。まぁこの例えは正確ではないですが、ひどさの質はこれに近いと言っていいんじゃないでしょうか。というかリアルにばっちり当てはめられるような光景が見あたらないですし。

[ネットの自由と匿名性は犯罪者に都合がいい]

ネットの自由と匿名性は犯罪者に都合がいいと思います。私が犯罪者ならネット自由派に回りますね。間違いなく、メリットばっかですから。顔も名前も晒さないで済むし、誰の許可なんかなしに闇サイトを利用できるし、顕在化しない限り責任も問われない。犯罪をしているという意識が希薄なまま実行できるので精神的なプレッシャーも楽。後は宣伝して、精神状態が不安定なのをゲットするだけ。架空名義の携帯電話や架空口座でももっていればなおよし(それもネットを通じて取引する)。闇サイトを運営してる側も日本で摘発化されても海外サーバーへ逃げれば治外法権だし。

国でもその動きの全てを監視できるのは現状のシステムではほぼ不可能なようです。

殺人、違法ドラッグ、銀行口座…闇サイトにおける取引の実態
闇サイトの多くは匿名どうしの取引のため、入手経路がばれることはほとんどない。さらに、詐欺師はセキュリティの甘い無線LANアクセスポイントや、会員登録の甘いネット喫茶などを利用して詐欺メールを送信するため、ネットへの接続を割り出すことも難しい。つまり、犯人を探し出すのは非常に困難なのである。


自殺サイト 報酬受け取り殺害は異例
自殺サイトは若者が利用する携帯電話用サイトを中心に、常時100以上は存在しているとされる。ただ、「できたと思ったらすぐに消える。ネット全体で、一体いくつあるか到底把握しきれない」(ネットセキュリティー関係者)とし、全体像の把握は困難だ。


犯罪者に特化したネットの自由なんてどうでもいいんで、とっとと取り締まってもらいたいもんです。

[不毛な考えをしてもしょうがない]

いくつかブログを見て回りましたが、本当に幇助したことを評価する人もいました。これは多くの自殺幇助が詐欺にしか過ぎないのに対し何故本当に幇助したのかということから自殺者の気持ちをわかってくれたのは犯人だけだったのではないかといった論調です。

しかし私はそういう見方をしても社会的には意味がないし危険ではないかと思います。そういう見方は「世の中には不必要な人間がいて、自分のためにもその人のためにも排除してあげたほうがいい」という流れになるからです。そういう流れは「自殺まがいの殺人が横行する社会」を作りあげるだけではないでしょうか。

もし自殺が有益になる場合があるとしても、そんなものはノアの箱舟が定員オーバーになった時に自己犠牲の立場をとるとか、秘密を守るために自決するとか、相当なレベルの必然性が必要だと思います。少なくとも紛争も起きていない現代社会にの日本において、単なる生活者に自殺が必要な場面なんてほとんど存在しません。

だいたい、犯人にも自殺者の気持ちなんかわかるはずがないと思うのです。そんな簡単に気持ちがわかってたら志願者は自殺なんかしないんですよ。

[相手の気持ちなんかわかるはずない]

どういう意味?と思うでしょう。気持ちがわからないからこそ、手伝ったのだと思うし、気持ちがわからないからこそ、自殺したいと思うのです。

私は相手の気持ちなんか絶対にわからないと思ってます。あなたはあなたの愛している人の気持ちがわかるでしょうか?ええ?わかるって??いや、わかっているつもりになっているだけではないですか?少なくとも私にはわかりません。私は「二人の人間が完璧に合体し、一人の人間になる」とかヒーローもののアニメみたいなことにでもならない限り他者の気持ちなどわかるはずないと思うのです。

もちろん、わからないからどうでもいいというわけではなくて、わからないからこそ相手を知る最大限の努力をするべきだと思います。

自殺サイト嘱託殺人:人の死を金もうけに 被告に懲役9年−−横浜地裁判決 /神奈川
また、西沢さんが向精神薬を調合した「死ねる薬」を渡された後、口にするのをちゅうちょしたことから、「(西沢さんが)落ち着きを取り戻し、人生をやり直す気持ちになる可能性は十分にあった」と判断。斉藤被告が自殺方法を積極的にアドバイスしたとして、「一時の落ち込んだ精神状態に乗じ、金銭欲から西沢さんの将来を奪った」と述べた。


もちろん自殺志願者が「死ねない、いつも躊躇してしまう」から犯罪者は実際に幇助したのです。でも自殺志願者は死にたいはずなのに何故躊躇してしまうのか?痛いから?苦しいから?

[本当に死にたい人なんて誰もいないと思う]

死にたいという人は「本当に死にたい」のでしょうか?これは誰にもわからないのではないでしょうか。本人でさえわからないと思います。何かに困っていてそれから逃れたい、助かりたいから「不可避的に死ぬ」のと「本当に死にたい」のではニュアンスが全く違います。「本当に死にたい」いう人間はいないような気がします、メリットがないので。

「消えたい」と思う人は多い感じがします。でもそれで死ぬというのも、「本当に死にたい」とはやはり違います。消えたくてしかたないから「不可避的に死にたい」になるだけです。でもその「消えたい」も他の願望や欠落の現れではないでしょうか。

「本当に死にたい」じゃないなら、困っている何かや欠落を改善させるほうがいいに決まってます。ほとんどの自殺幇助がアホなのは言うまでもなく、「本当に死にたい」と決めつけ、死ぬことのほうがメリットがあると前提的に決めつけていることにあるのです。それが社会的にいかに無責任な行為で退行的な行為か考えてみてください。重要なのは死んだらもう生き返れない・・・やり直しは効きません。

ありな自殺幇助があるとしたら、重い病気やケガで苦しくほぼ生きる見込みがないなんて場合ぐらいじゃないでしょうか、それでも判断は難しいですよね・・・。

関連リンク:闇サイト硫酸事件&女性襲撃
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